カフェインについて
無痛整体 無為楽堂の院長 中村です。
不眠症を訴える方の中に、コーヒーなどに含まれるカフェインを大量に摂取している方が見受けられます。
カフェインの過剰摂取による症状
カフェインは大量に取ると、
- 落ち着きがなくなる
- 緊張感
- 感覚過敏
- 多弁
- 不安
- 焦燥感
- 気分高揚
- 一時的な不眠症
- 胃痛
- 胸痛
- 吐気
- 嘔吐
- 心拍数の増加(時に不整脈)
- 心筋収縮の促進
- 血流増大
- 動悸
- 呼吸が速くなる
- 頻尿
- 一時的な筋骨格の持久力増進
- 振戦
- むずむず感を生じる
- 痙攣を起こす
- 瞳孔拡大
- 赤面
- 頭痛
ような症状がでます。
重度になると、
<急性中毒>
- 神経圧迫による視覚異常や聴覚異常
- 死に至る可能性あり
<慢性中毒>
- 焦燥感
- 神経過敏
- 興奮
- 睡眠障害
- 顔面紅潮
- 悪心
- 頻尿
- 頻脈
<精神症状(重度)>
- 精神錯乱
- 妄想
- 幻覚
- 幻聴
- パニック発作
- 取り乱す
- 衝動性
- 精神疾患の悪化
実際に、カフェイン中毒で死亡事故も起きているようです。
また、摂取をやめても、
<摂取を中断した場合の離脱症状>
- 頭痛
- 眠気
- 集中力の減退
- 疲労感
- 不安
- 抑うつ
- 運動遂行能力の低下
- 発汗
- 嘔気
- カフェイン摂取の渇望
のような症状が起きるとされています。
カフェインを含む物
コーヒーはもちろん、緑茶、紅茶、ウーロン茶などお茶類、
栄養ドリンクや眠気覚まし、かぜ薬などの薬品類にも多く含まれています。
知らず知らずに摂取していることもあるかも知れません。
カフェインはほどほどに
コーヒーなどは、あくまで嗜好品です。
たくさん飲むものではありません。
一日2~3杯くらいで、お砂糖は入れず、とびきりおいしい物を香りを楽しみながら、ちびちび飲みましょう。