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愛知県豊田市の自律神経専門院 うつ、頭痛、めまい、耳鳴り、パニック、起立性調節障害などに対応

好転反応について

好転反応について

症状が改善していく過程の中で、一時的に悪化したり、別の症状が現れたりすることがあります。

それが、好転反応です。


好転反応とは?

好転反応とは、自然療法を受けた後に必ず現れる、身体の自然な反応のことです。症状が好ましい方へ転ずる際に、一時的に悪化したり、または不定愁訴が出現することをいいます。

慢性疾患を持っている場合に起こりやすい反応であり、この好転反応の症状が出るのを境に、体質は好転(改善)していきます。

反応の出方によっては、症状が悪化したとしか思えない場合もあります。

しかし、施術の際に大きな痛みや違和感が伴うことがなかったのであれば、症状が悪化することは絶対にありません。

ゆえに、以下に説明するような好転反応は、改善の予兆(治癒に向かっている証し)であり、決して悪化したのではありません。
このことをしっかりと頭に刻み付けて下さい。

それを理解せず、たった数回施術を受けただけで「私にはこの療法が合わないようだ」と思って中止してしまうなら、最初からやめておくことをお勧めいたします。


好転反応の作用と症状

好転反応には、さまざまな作用と症状があります。

実際に体の中で反応が起きても、必ずしも全てを感じるとは限りません。

また「反応を感じる人・感じない人」、「反応の重い人・軽い人」、「分かりやすい出方をする人・そうでない人」、「初めての施術からすぐに出る人・改善が始まってから出る人」など、人によって大きな差があります。

当院では、主として次のような好転反応があると考えています。


1、調整作用(弛緩反応・過敏反応)

新しい刺激に対して身体が反応しているという現れであり、それに身体が順応するまでの一時的な現象です。

また、異常なバランスから正常なバランスへ戻ろうとしている過渡期でもあり、治りにくい慢性疾患から治りやすい急性疾患状態へ身体を戻す作用でもあります。

強く反応が出た個所は身体の中で最も悪い、あるいは最も弱い個所であると考えてよいでしょう。

<主な症状>だるさ、眠さ、倦怠感、便秘、下痢、発汗、痛み、腫れなど


2、浄化作用(排泄反応)

細胞が活性化されることによる一時的な解毒反応です。

老廃物や不純物の排泄反応といえます。

便や皮膚などに排泄されることによって起こります。

<主な症状>しっしん、吹き出物、かゆみ、目やに、皮膚の変化(特にアトピーの場合)、便色の変化、大量の便、通常の2~3倍の生理など


3、新生作用(回復反応)

好転反応の最終段階です。

血行が改善され、うっ血して汚れた血液が一時的に体内をめぐり始めることによって起こります。

また細胞の新陳代謝がすすみ、正常な機能を持つ細胞に生まれ変わる時に起こる生体反応でもあります。

好転反応の中で最もつらい症状ですが、これが起こった時こそ体質が変わる時です。

<主な症状>胃痛、頭痛、吐き気、発熱、動悸など


好転反応が出やすい人

好転反応は、100%健康体の人でない限り、必ず起こると考えてよいでしょう。

ただし、誰もがその反応を感じるわけではありません。

実際に好転反応が起こっていても、それを感じない人はたくさんいます。

一般的に、好転反応を感じやすい人は、それだけ回復力(自己治癒力)が低下しているということです。

それでは、どのような人が好転反応を感じやすいのでしょうか?一例を列挙しておきます。

・症状の重い人、または長期間症状を患っている人
・長い間薬を使用してきた人、または現在も使用している人
・強い薬や複数の薬を使用している人、または使用していた人
・食品添加物や加工食品を長期間にわたって食べ続けていた人
・肉や脂肪の多い食事を摂り続けていた人


好転反応が起こる時期と期間

いずれも個人差があります。

時期については、施術直後に起こる人もいますし、翌日に起こる人もいます。また、何度かの施術後に起こる人もいますし、何度も繰り返す人もいます。

期間については多くの場合、数時間から数日で治まりますが、人によっては数週間続くこともあります。

一般的には、上記にあげた好転反応が出やすい人ほど、反応が起こるまでに時間がかかったり、反応が治まるまでに時間がかかったり、反応を起こす頻度が高い場合が多いです。

ゆえに、施術を受ける前に、自分自身がどのような病歴や薬物服用歴があるのかを把握し、好転反応に対する心構えを持つことがとても大切です。


好転反応時の感情の暴走

自律神経の問題でお悩みの方が、好転反応として、感情が高ぶって、イライラしたり、怒りを感じて、その勢いのまま予約をキャンセルしてしまったり、不安や気分の落ち込みが強くなって、通院をやめてしまったりすることがあります。

非常にもったいないです。

感情が強く出るということは、自律神経が回復してきている証拠です。

自律神経でお悩みの方の場合、心や感情のコントロールが難しいときがあります。

一時の感情に振り回されず、落ち着いて継続来院してください。


最後に・・・

いずれにしても、好転反応はあくまでも「一過性の現象」に過ぎませんので、心配には及びません。安静にしておれば、自然に治まっていきます。

しかし中には悪化したとしか思えず、不安になり、再び多数の薬物を服用したり、お医者さまにかけこんで注射を打つなどの処置をされる方もおられます。

しかし、それではまた逆戻りであり、いつまでたっても薬依存、医者依存の体質から抜け出ることができません。

つらいこともあるかもしれません。

不安かもしれません。

しかし調整、浄化、新生の各ステップは、症状の自然治癒そして根本解消には必要不可欠であり、本当の健康を手に入れるためには、どうしても経なければならないことであることをぜひご理解ください。

何か不安なこと、つらいことがあれば、いつでもご連絡いただければ結構です。

あなたがあきらめない限り、あなたのつらい症状はきっと改善します。自分の身体の力を信じ、私と一緒につらい症状の根本解消を目指しましょう。

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