めまい(メニエール病
天井がグルグル…
足元がフワフワ…
病院では「原因不明」
何年も治らないめまい。
ある日突然、天井がグルグル回ったり、足元がフワフワしたり、病院で検査しても原因不明、もしくはメニエール病と言われてしまった。
もう何年も、治っていない…
どうしたらいいのだろう?
病院、耳鼻科での対応
多くのめまいの場合は、内耳(耳の奥)に問題があることが多いのですが、耳鼻科で検査して、原因が見当たらない場合、「異常なし」「原因不明」とされることがあります。
その場合「メニエール病」と診断されることもあります。
関係のない精神薬などが処方されることもあるので、気をつけましょう。
「原因不明」のわけがない。
めまいの原因として、首こり、肩こりも考えられます。
病院や耳鼻科では、首こりや肩こりを十分に検査しないことがほとんどです。
その場合は、整体で改善する可能性があります。
めまいは結果
めまいと言う症状は、結果でしかありません。
内耳や耳石の異常、脳の過緊張、自律神経の乱れ、頚椎の神経圧迫など原因はさまざま考えられますが、
結局は、
疲れが溜まって、自然治癒力が十分に働いていない
だけなのです。
自然治癒力を高める。
自然治癒力を高めるために、無痛整体では筋肉の過緊張を解きます。
筋肉は疲労が重なると過緊張状態(いわゆるコリやハリ)になります。
過緊張が続くと、体液循環が滞り、自然治癒力が低下します。
無痛整体では、そっと触れて、やさしく揺らし、筋肉が自然と緩むように促す施術をします。
自然治癒力が高まれば、めまいを起こしている原因も解消され、めまい自体も無くなることでしょう。
お客様の声
本物のメニエール病は難病ですが、原因不明のめまいの場合、多くは、メニエール病(メニエール症候群)と診断されてしまうケースもあります。
また、めまいは大きく4つのタイプに分類されます。
めまいの種類
1.回転性めまい
視界がグルグル回っているように感じられます。
回って見えるだけでなく、左右に流れて見えたり、上下左右メチャクチャに動いて見えたり、物がぶれて見えたりすることがあります。
数分で治まることもあれば、30分、1時間と続くこともあります。
回転性めまいの多くは、内耳にある「三半規管」の不調によって引き起こされます。
めまいが右回転で左に倒れそうであれば、右の三半規管に不具合があると推測され、逆に左回転で右に倒れそうであれば、左の三半規管に不具合があると考えられます。
回転性めまいが起きたときは、不具合のない側の耳を下にすると多少楽になります。
2.浮動性めまい
フワフワと浮いているような感覚のめまいです。
激しい症状はありませんが、足元がおぼつかなく、不安感、不快感があります。
症状は長引きがちです。
原因の多くは、内耳にある「耳石器」の不調と考えられます。
3.動揺性めまい
これは、体が左右にとられたり、前後に揺れたり、バランスがとれずふらふらします。
原因として考えられるのが、「三半規管」「耳石器」の不調に加え、「筋肉」の不調、「深部感覚」の異常、「小脳」の障害が挙げられます。
4.立ちくらみ
立ち上がったときに、クラっとしたり、ふらついたりすることです。
前の3タイプと異なり、原因が「耳」ではなく、「血流障害」であることが多いです。
脳貧血に伴う立ちくらみ
貧血持ちの女性に多いです。
立ったときに、足に血流が滞り、脳まで充分に血液が行き渡らないことで起きます。
通常は立ち上がった際に血液が上がるようになっているのですが、自律神経が機能不全だとうまくいかないのです。
心臓疾患に伴う立ちくらみ
中高年以上で、動脈硬化傾向のある人に多いです。
立ち上がった時、一秒にも満たないほんの一瞬、くらっといしきが飛ぶというものです。
狭心症、心筋梗塞、不整脈といった心臓疾患が潜んでいる可能性があります。
脳血管の疾患に伴う立ちくらみ
中高年以上で、動脈硬化の傾向がある人に多いです。
脳の血管で血流障害が起こっており、立ち上がった時に目の前が真っ暗になります。
脳梗塞や脳血栓の可能性があります。
めまいの原因
めまいの原因のおよそ9割は「耳」にあります。
耳の内部は外側から「外耳」「中耳」「内耳」と分かれ、めまいの原因となるのは「内耳」の部分です。
内耳は、聴覚に関わる「蝸牛」と平行機能に関わる「三半規管」「耳石器」の3つで構成されています。
この平行機能に関わる「三半規管」「耳石器」が不調になり、左右差が生じると、めまいやふらつきが起こる原因になり得ます。
他にも平行機能に関わるものとして、「視覚」、足の裏で体の位置を感じる「深部感覚」があります。
これらの情報を集め、処理し、バランス感覚と整えているのが「小脳」です。
また小脳は、耳、目、足の裏いずれかに障害が生じても、欠けた情報を他で補って、バランス感覚を失うことを阻止します。
これを「中枢性代償」といいます。
つまり、本来少々耳などに不調があっても、小脳が機能していれば、めまいは起きないのです。
逆に言えば、めまいの酷い人で、耳に異常のない場合は小脳に原因があるかも知れません。
いずれにしても、薬では一時的に症状を抑えることはできても、根本治癒には至れません。
当院の取り組み
骨格バランスの調整
目や耳がめまいの原因になっている場合、頭部、頸部の骨格の歪み、変位が治癒を阻害していると考えられます。
頭蓋骨(側頭骨)の歪み、変位が内耳器官の圧迫、変位を起こしている可能性があります。
また、頸椎1番・2番の変位 が 頸椎動脈の圧迫、狭窄を引き起こしている可能性も考えられます。
筋肉の慢性疲労、過緊張の開放
足の裏の深部感覚には姿勢筋(インナーマッスル)が関与していると考えられます。
姿勢筋が慢性疲労、過緊張状態になると筋紡錘というセンサーが圧迫を受け、機能不全に陥ると考えられます。
その結果、深部感覚を捉えにくくなると考えられます。
自律神経の改善
自律神経と小脳は密接な関係があります。
自律神経が交感神経優位の状態が長く続くと、小脳の中枢性代償の機能不全の原因にもなり得ます。
また、自律神経は血圧の調整にも関係しています。
血圧もめまい、立ち眩みの原因のひとつと考えられます。