解決できるという事と解決すると決める事

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世の中の大抵の物事は、20世紀までに誰かが研究していて、答えが出ていると言われています。

ですから、私たちは自力で考えて答えを見つけるより、誰かが研究して出した答えを探し出す方が手っ取り早いと考えられます。

下手な考え休むに似たり、です。

しかし大抵の人達は、答えを探そうとせず、自分の頭の中に問題を放置しがちです。

なぜでしょう?

最初は、「考えなければ無いも同じ」だったかも知れません。

でも、問題は残り続け、いつしかその問題があることが当たり前になってしまったのかも知れません。

いつも間にか、「解決する」という決断ができなくなってしまいます。

「悩む」と「解決する」は別次元の問題

「悩む」と、良くも悪くも抱えている問題と慣れ親しみます。

そして「解決」は、その問題を手放すことを意味します。

慣れ親しんだ物事、それが自分を苦しめている問題だとしても、もはや自分の一部になってしまっているので、手放す事を躊躇します。

本能のレベルで。

嫌なものでも、自分の一部。

自分の一部を無くすことには、勇気が要ります。

その勇気を持つために必要な心構えは、「変化を嫌わない」ことです。

変化は常態

人間という生き物、自分という存在は、恒常的に変化しています。

成長し、老化し、取り入れて、排出し。

固定されているものではありません。

だから、自分の一部を取って捨てることは、そんなに不自然なことではないのです。

度々ある、自然なことです。

怖がらなくても良いのです。

決断とは、決めて断つこと。

もし慣れ親しんだ問題が解決されて失われても、変化した自分も案外、自分です。

新しい自分になった自分を楽しみましょう。

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