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愛知県豊田市の自律神経専門院 うつ、頭痛、めまい、耳鳴り、パニック、起立性調節障害などに対応

悩み相談の3パターン

悩み

中村です。

カウンセリングで悩みを相談を受ける事が多いのですが、悩みを相談する側には3パターンが存在します。

1.本音を全部言う人

2.本音を少しだけ言う人

3.本音を全く言わない人

まず前提として、悩み相談をする人は本音ではなく、建前で話す人が多いので、カウンセラー側は疑って掛かる必要があります。


その上で1.の人ですが、滅多には居ません。

なぜなら本音を全部言える人は、自力で解決できたり、そもそも解決する必要がないことに気付いたりして、悩みが無くなるからです。

正確に自分の本音を把握できる人は、生き易いですね。

難しくもありますが。


2.少しだけ本音を言う人は、ある程度自分の本音に気付いているので、悩みの問題点を整理したり、解決の仕方を教えたりして後押ししてあげれば、大抵の場合ぐんぐん良くなります。

どうしたらいいかわからなかったり、勇気や自信が無かったりしただけなんですね。


3.本音を全く言わない人。

これが厄介です。

この方は、まず根本的な世界観に問題があります。

例えば、
自分は正しく有らねばならない。
強くあらねばならない。
他人は信用出来ない。
他人に甘えてはならない。
他人が悪い。
などと言った世界観を強固に持っている可能性があります。


だから、本音なんてとても言えない。

建前を作って、自分も他人もごまかすことで少しだけ安定を保つ。

この状態だと容易に本音には辿り着けず、悩みは解消されません。


この場合、カウンセラーがまずしなければならないことは、その方を褒めること、認めることです。

自分の世界観の中で、必死に頑張っているのですからね。

下手にカウンセラーが
・解決策を言ってしまう
・否定してしまう
・どうやって納得させようか考えてしまう
という事をやってしまうと途端に信頼関係が崩れてしまいます。

カウンセラー側が言うような事は、とっくに想定済みなんですよね。

それでも納得行かないから、悩んでいるんですよね。

ですから、まず信頼関係を少しでも作ってから、建前や前提としていることを一つ一つそれが本当に真実か一緒に考えていく作業をする必要があります。

そうする事によって、ひとつひとつの真実の発見が、気付きやきっかけを与えることになり、その方の世界観が崩れて再構築されて、自分の本音に辿り着けるようになるのです。

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