脳の過覚醒
(前回からの続き)
過覚醒状態の脳は、常に「トラウマの恐怖」を感じているため、「安心」することができない。
人々の中にいても「緊張」が続き、「疎外感」や「劣等感」でいっぱいになってしまう。
常に悪いことを考え続け、リラックスできなくなり、睡眠が乱れる。
睡眠が乱れると、記憶の整理がうまくいかなくなり、断片化された記憶が無造作に連結され、「妄想」ができあがる。
その「妄想」によって、周囲の人間とトラブルを起こし、人間関係が破壊されていく。
他にも、脳が過覚醒になると、
- ちょっとしたことで怒りが爆発する。(キレる)
- 集中ができなくなる。
- 心身がだるくなる
と言った症状が起きる。
トラウマから脳の過覚醒が起き、不可解な症状を起こす。
これが「トラウマを抱えた人」です。
普通の人とは、脳の状態が全く違うのです。
(つづく)